経験が全く無い業種に転職するのは難しく、時間も掛かります。受け入れてくれる業界は少ないですが、一部の職種なら転職は可能です。商社や流通、サービス業やメディア関係、IT業界なら幅広く人材を採用しているのでそこが狙い目でしょう。

商社や流通は異業種からの転職が多く、営業職の採用が増えています。外回りを行う営業だけでなく商品の提案や企画書の作成、見積書の作成と事務作業も行うのが特徴です。慢性的な人手不足なので未経験でも受け入れています。

サービス業は人材派遣や人材紹介への就職が活発で、企画や事務職、営業として採用されるケースがあります。20代はもちろんの事、30代以上の年代も活躍出来る業種です。メディア関係は広告代理店や制作会社が未経験者も採用し、営業と企画、管理職への就職があります。IT業界は経験が無い人も受け入れる器があり、意外と求人が多いです。プログラミング言語などの専門的な知識は必要ですが、発展途上の職種なので様々な人材を入れています。

経験がほとんど無い職業を目指す時には経験者と差をつけるために、面接での自己PRに力を入れます。特に志望動機は明確な理由を見つけて、その職業で頑張りたい事を伝える事が大切です。そのためにも自己分析をしっかり行って転職したい理由を説明出来るよう準備します。経験も資格も無い場合にはあらかじめ勉強をして、努力している事もポイントです。

第二新卒なら短期間でも仕事を覚える事ができ、会社や組織に馴染む能力がある事をアピールします。今までの経験から学んだ事を伝えて、これからどのような活躍が出来るのかを詳しく説明します。